平石クリニックは日本で最初に認定遺伝カウンセラーの無料電話相談をはじめたり、世界で最初に妊娠6週(通常は10週以降で検査)からNIPT(新型出生前診断)を行ったりと日本のNIPT業界をリードしてきました。
そんな平石クリニックが、NIPTをもっと広く知ってもらおうと道端アンジェリカさんに妊娠や出生前診断の対談動画をYoutubeで流しました。
NIPTとは採血で赤ちゃんの生まれつきの病気を調べる検査
NIPTは妊婦さんの血液で赤ちゃんがダウン症候群や13トリソミー、18トリソミーの可能性がないか調べられる検査です。
妊婦さんの血液には赤ちゃんのDNAが含まれるので、妊婦さんの採血で赤ちゃんの情報までわかるのです。
「DNAを調べるならたくさん血を取られるの?」と心配になる人もいますが安心してください。
アンジェリカさんが動画で「全然普通の採血ですよね」と話されていたように、クアトロ検査と同じくNIPTも健康診断と同じ血液量で足ります。
インタビュアーはわかりやすくペットボトルのキャップ2杯分(10ml)と表現していました。
【体験談】道端アンジェリカさんの出生前診断
どうして出生前診断を受けたか。検査内容は?
A:知ることが大事。血液検査と胎児ドッグを受けた
道端アンジェリカ(みちばた アンジェリカ)さんは、日本で活躍するモデルです。
福井県出身で、道端ジェシカさん、道端カレンさんとともに「道端三姉妹」として知られています。
母親は日本人で、父親はスペインやイタリアにルーツをもつアルゼンチン人です。このような国際的なバックグラウンドも、彼女の独特な美貌に影響を与えています。
アンジェリカさんは32歳のときに第一子、34歳のときに第二子を妊娠し、出生前診断を行っています。
検査を受けた理由として「自分が母親として子どものことを知ることっていうのは大事だと思った。万が一何かあっても、いろんなことを考えるきっかけになった」といわれました。
出生前診断の種類については「血液の検査と胎児ドッグをしました」と話し、NIPTを当時知らなかったため、コンバインド検査もしくはクアトロ検査と推測できます。
検査結果を見るのは怖くなかった?
A:怖いけど母親なら知っておくべきだと思う
「(結果を聞くのは)もちろん私も怖かったです。正直、自分はもう母親になっていて、知る時間が違うだけの話じゃないですか。先に知るのか、生まれてから分かるのかっていう、タイミングが違うだけで知らなきゃいけないことだし、知っておくべきことだと思う。私は時期が早いほうが心の準備なりいろんな家族とみんなでいろんな準備を整えるっていう意味では早いほうが私はいいなって思いました」
お腹のなかの赤ちゃんが生まれつきの病気をもっているかはすでに決まっています。
重症の場合は通常の一般健診で病気がみつかることもありますが、生まれるまでダウン症候群だと気づかない場合もあります。
もし妊娠22週までに病気がわかれば妊娠を継続するかどうか選択できます。
妊娠をつづける場合でも、早くわかれば使える助成制度などをしらべたり心の準備ができたり時間的余裕がうまれます。
もちろん結果が陰性だったらその分妊娠中の不安要素がひとつ減って安心できますね。
アンジェリカさんとNIPT
3人目ができたらNIPTを受ける?
私はもう次の子は絶対(NIPTを)受けます!
「39になるので次に妊娠したときは絶対NIPTやりたいなと思います。自分がどれくらいちゃんと準備ができるかっていう体力的な面もありますし、仕事もしながら子育てもしているので準備しときたいっていうのは増えました」
費用の高さはどう思う?
高いけど大事な検査
「金額としたら高いものだと思うけど、変えられないものだな、正直そこは大事なことだと私はすごく思ってるので親の責任として知らなきゃいけないことだと思って」
NIPTは約20万円かかるため安い検査ではありません。
しかし、今後の家族の生活にも関わってくる大事な検査です。
妊娠中の安心感を買うと思えば決して無駄なお金にはなりません。
もちろん、検査をしないでもしもの場合の医療費にとっておく選択肢もあります。
タイトル | 基本検査 | 全染色体検査 | 微小欠失検査 |
ダウン症候群、18トリソミー、13トリソミー | |||
性染色体 | |||
全染色体 | |||
微小欠失 | |||
料金 | 198,000円 | 231,000円 | 253,000円 |
大学病院など認可施設は基本検査(ダウン症候群、18トリソミー、13トリソミー)の3種類のみ調べられます。
平石クリニックでは23種類すべての染色(全染色体検査)やより小さな変化(微小欠失検査)もみつけられます。
NIPTのメリット
赤ちゃんの流産のリスクが0%
検査精度は羊水検査や絨毛検査の方が高いです。
しかし、お腹に針を刺すため赤ちゃんにリスクがあります。
NIPTは妊婦さんの採血だけで検査ができるため赤ちゃんへの負担なしで検査できるので安心ですね。
検査精度が高い
陰性的中率(検査結果で赤ちゃんがダウン症候群ではない(陰性)といわれて、その結果がただしい確率)が99.99%と非常に検査精度が高いことがNIPTの特徴のひとつです。
そのため、検査が陰性だと赤ちゃんがダウン症候群ではない可能性が高いので妊娠中の安心感につながります。
アンジェリカさんも「妊娠中っていろんなことが不安じゃないですか?生まれてきてからやっていけるかなとか..それの不安の要素が本当にひとつでも取り除けるなら取り除きたいと思う。ただただ夜とか眠れなかったりするじゃないですか。お母さん側のストレスっていうのはすごく減るのかなと思います」と、NIPTで調べることが妊娠中の安心感につながると話されていました。
NIPTの注意点
陽性の場合は羊水検査が必要
NIPTは採血だけで調べられるため、方法的にはかんたんな検査ですが、非確定検査であることを理解しておきましょう。
そのため、もしNIPTで陽性(ダウン症候群の可能性が高い)といわれたら羊水検査もしくは絨毛検査を受ける必要があります。
確実ではないなら最初から羊水検査や絨毛検査を受ければいいのでは?と疑問に思うかもしれませんが、羊水検査や絨毛検査はお腹に針を刺すので流産や感染症のリスクがあります。
アンジェリカさんも、ご自身がどの出生前診断をするか選ぶときに、「リスクをおかす前に陽性か陰性か一回ステップを踏んでから、じゃあちゃんと羊水でやろうか...の方がこっちとしては嬉しいですよね。急に羊水からだと怖いし....だからステップを踏めるのはものすごくお母さんの安心材料にもなる(インタビュー動画2より)」と話されていました。
平石クリニックのNIPTの特徴
妊娠6週から検査可能
多くの病院ではNIPTは妊娠10週から検査が可能です。
しかし、平石クリニックではそれより1ヵ月も早く検査ができます。
早くわかればその分妊娠中のストレスも早く減りますね。
2回検査できる
平石クリニックは、妊娠6週に検査をしたあとに、妊娠9週以降にもう一回NIPTを受けることができます。
NIPTの陰性的中率は99.99%と精度が高いといいましたが、2回とも陰性ならさらに安心感が増しますね。
しかも2回目は追加料金なしで受けられます。
アンジェリカさんもびっくりして「すごい!2回できるんですね?!すごいお得」と驚かれていました。
結果の返却が最短2日
アンジェリカさんが受けた出生前診断は「次の健診のときに結果がかえってきたかな?」と言っていました。
クアトロ検査は2週間で結果返却が多いですが、NIPTの場合も大学病院などは2週間かかることが多いです
平石クリニックは最短2日で結果が届きます。
最短なので必ず2日で結果が返却されるわけではないですが、それでもすごいですね。
NIPTは検査を受けてから結果を待つまでの間が長く感じストレスになります。待ち時間が短いのは心理的負担も減るので嬉しいですね。
道端アンジェリカと出生前診断のまとめ
アンジェリカさんが「妊娠中っていろんなことが不安じゃないですか?生まれてきてからやっていけるかなとか..それの不安の要素が本当にひとつでも取り除けるなら取り除きたいと思う」と言われたように、NIPTで陰性だとわかれば妊娠中のストレスが減ることにつながります。
今回、アンジェリカさんが体験した出生前診断やNIPTの話を聞いて、妊婦さんのなかでNIPTを受けたほうがよいか気になった人も多いのではないでしょうか。
NIPTを受けられる施設を探している妊婦さんは全国で受けられるNIPT施設を徹底調査したこちらの記事が参考になります。